日別アーカイブ: 2018年3月20日

ダマスクローズ:抗けいれん効果


ラットの急性ペンチレンテトラゾール(PTZ)誘発性発作におけるR.ダマスケナの精油は、てんかん発作の開始を遅延させ、強直間代発作の持続時間を減少させる(第4段階)。
慢性的なPTZ誘発性発作モデルでは、この植物は強直間代全般発作前の潜伏期間の延長も引き起こした。
R. damascenaのこれらの作用のメカニズムは、観察された結果によって説明することはできない。しかし、著者らは、フラボノイドがこの効果に関与している可能性があることを示唆した。フラボノイドが脳のGABA作動系に作用することが報告されている。フラボノイドはまた、GABA受容体に対するベンゾジアゼピンの効果を高めることができる。ゲラニオールおよびオイゲノールのようなR.damascenaの精油の他の成分は、抗てんかん効果を有することが示されている。
しかしながら、これらの化合物の正確な機構的効果は不明である。
難治性発作児の治療における補助剤としてのR. damascenaの精油の効果も研究され、植物の精油を
使用する患者の発作の平均頻度の有意な減少を示した。したがって、R. damascenaのエッセンシャルオイルは、難治性発作の小児において有益な抗てんかん効果を有する。